フレグラントアースについて Fragrant Earth

太陽がのぼり、大地が照らさせると、草花についた朝露が温められ
水蒸気とともにかぐわしい香りが立ちのぼる。
早朝の地球は、植物のアロマで満たされています。
フレグラントアースのマークは、この自然の摂理をシンボリックに描いたものです。

フレグラントアースが最も大切にしているのは
「Fragrance(香りの良さ)」と「Aroma(香りのもたらす効果)」。
品質を守るために、一切の妥協をせず作られる製品は
植物の生命力とエネルギーに満ちあふれています。

有機農法との出会いから始まった、フレグラントアースの精油。

英国フレグラントアースインターナショナル社は、常に精油の品質にこだわり、アロマセラピーのための精油を作り続けているカンパニーです。世界のアロマセラピストたちから高い評価と支持を得ているその精油は、創始者であるヤン・クズミレクが有機農法と出会ったことから生まれました。
70年代のヨーロッパは、化学肥料や殺虫剤を大量に使う集約農法が広がるとともに、土壌の再生能力が失われていくという状況にありました。それを目の当たりにしたヤンは、有機農法の保護に情熱を注ぐことを決意。世界初のオーガニック認証機関、ソイルアソシエーションの仕事に身を投じます。そして、そこでの活動を通じて知ったのが、まさに有機農法に意思と哲学をもって取り組んでいる一握りの農家の存在と、有機農法が真摯に実践されている土壌に育つ植物の生命力の素晴らしさでした。
「可能な限り野生に近い状態で栽培されている植物のパワーに勝るものはない」。そう確信した彼は、優れた有機農家を守るために精油を作ることを思いつき、アロマセラピーの世界に身を転じました。フレグラントアースの野生種へのこだわりは、この時、ヤンが抱いた確信がもとになっています。さまざまな分野で常に「well-being」につながることを実践してきた彼の、信念と哲学、知識のすべてがフレグラントアースの礎。品質の高い精油を生み続けている理由はここにあるのです。

有機農法との出会いから始まった、フレグラントアースの精油。

ヤン・クズミレク。その、たぐい稀な存在と才能。

ヤン・クズミレクは薬草療法士であり、調香師であり、英国屈指のアロマセラピスト。さらに園芸学、ホリスティック医学、自然療法学などの学位を有している希有な人物です。彼はオーガニック栽培の農家を保護しながら、その知識と才能をもとに、現代アロマセラピーにさまざまな問題を提起。アロマセラピーの質の向上に貢献することで、フレグラントアース インターナショナル社を世界で最も著名なアロマセラピーカンパニーのひとつに育てあげました。またこれまで、天然原料を用いた化粧品や香水などの開発をさまざまな企業の依頼によって数多く手がけ、アロマ業界の第一人者として知られています。

有機農法との出会いから始まった、フレグラントアースの精油。

大切なのは、精油となるまでのストーリー。

自然を敬いながら、土壌を守り、収穫する。

精油を作るうえで何より大切なのが、植物を育てる環境だとフレグラントアースは考えています。自然のいとなみそのものである、微生物で活性化された「BIO ACTIVE SOIL」で植物を育てるために、まず実践しているのが有機農法を行う信頼のおけるパートナー(農家)との協働です。そして力強く育てた植物は、最も収穫に適した時期に、原料に適した部位のみを傷つけることのないよう、できる限り人の手を使って採取します。それは自然への敬意であり、感謝の気持ちにほかなりません。

職人技の蒸留で、生命が息づく精油をとり出す。

どんなに優れた原料であっても、摘み取った瞬間から植物のパワーは薄れ始めます。新鮮なうちに抽出するために、フレグラントアースは栽培地のすぐそばに確かな仕事をする蒸留所を確保しています。収穫したばかりの植物は、品質に影響を与えることの少ない釜に入れられ、できるだけ現地の湧水を使い、水蒸気蒸留で抽出。熟練した職人が常に植物の状態を見極めながら、低温、低圧でゆっくり時間をかけて行います。これらすべてが、品質のファクター。妥協することはありません。

手を加えず、何も省かず、自然の力をそのまま活かす。

太陽に向かって手をのばし、大きなエネルギーを生み出す植物。その力強い生命力は、ひとしずくの精油となり、私たちに活力や喜びを与えてくれます。だからこそ、フレグラントアースの精油は抽出した自然のまま。手を加えることはありません。精製や純化の名のもとに、アロマセラピーのための精油の香りや働きを修正することがあってはならないと考えています。鼻をくぐり抜ける時、あふれるような力とともに、ある種のきらめきや明るさ、奥深さが感じられるフレグラントアースの精油。高品質の精油であることの証です。

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